なんやかん㋳

好きなことの覚書であったり、紹介をしていくつもりです。

優雅に紅茶はいかが?アフターヌーンティーを楽しむ

アフターヌーン・ティーってそもそもどんなもの?

紅茶と共に軽食とお菓子を楽しむイギリス発祥の習慣です。紅茶が普及した当時、昼ご飯や晩御飯はパンやチーズのみといった簡素なものであることが珍しくありませんでした。そうなってくると、食事の合間合間に軽食を挟まないととてもではありませんが体がもちません。そこで合間合間にお茶の時間に軽食が設けられるようになります。

食事の合間にとるお茶はいくつかありますが、中でもアフターヌーン・ティーは昼食から夕食の間の時間にとるお茶と軽食のことを指します。

アフターヌーン・ティーを楽しむ時間

2~4時の時間帯が一般的です。5~6時とやや遅い時間帯になる場合は、ハイ・ティーと呼ばれます。

 

アフターヌーン・ティーのあのトレイ

アフターヌーン・ティーと言えば、2~3段のトレイ。ケーキやスコーンをいつもとは違った目線で楽しむことができて楽しいですよね。しかし、あれはテーブルを広く使うためのアイテムなので、必ずしも使われているわけではないのです。テーブルが広く使えるお店の場合、2~3段のトレイは使われません(セレブのお茶会とか……)

三段トレイの配置

アフターヌーン・ティーに2~3段のトレイを使用する場合は、下から順番にサンドイッチ、スコーン、ケーキという配置が一般的です。ケーキの代わりにマカロンやクッキーといったお菓子が並べられることもあり、ケーキ出なければ駄目というわけではありません。

下から、つまりサンドイッチから食べるのがマナーだと言われています。一番目立つ場所にありますが、一番上のトレイははデザートなので最後の楽しみにとっておきましょう。

 

楽しむうえで気を付けておきたいこと

トレイに手が届かなければ

いつもとは一味違う、立体的な盛りつけは眺めていても楽しいものです。普段は見下すことが多いケーキを横から眺めるのもアフターヌーン・ティーの楽しみの一つでもあります。ただ、気を付けておきたいマナーがいくつかあります。

食事中にトレイに手が届かなかったとしても、トレイを頻繁に移動させるのはマナー違反であるということ。お目当てのお菓子やサンドイッチに手が届かなかった場合は、近くの席の人に取り分けてもらいましょう。中華の回転テーブルのように気軽に動かしてはいけません。

アフターヌーン・ティーはただのおやつというより、本来社交といった面もあるので、同席する人と交流しながら食べるということなのでしょう。

スコーンに添えられたクリームとジャム、どうする?

スコーンといえばクロテッドクリームとジャムが添えられるのが一般的です。アフターヌーン・ティーに欠かせない存在ともいえます。これらをどうやって食べるかご存知でしょうか?ボロボロとくずれるスコーンはパンみたいに一口サイズにちぎることはできません。齧りつく度にクリームやジャムを塗り付ける…などという食べ方では、お上品とは言えません。
アフターヌーン・ティーではナイフとフォークが並べられていますが、それはスコーンを食べるためなのです。ステーキを食べる時のように縦にナイフをいれるのは不正解です。スコーンを横から二つに切りましょう。クリームを塗ってその上にジャムを乗せて挟めば完成です。イギリスではサンドイッチやイングリッシュマフィンのように食材を挟んで食べるメニューが人気ですが、スコーンも同様の食べ方をします。

 

お手軽に楽しむのならクリームティーという選択

軽食というよりおやつ

アフターヌーン・ティーは軽食、焼き菓子、ケーキというなかなかのボリュームがあります。一食分と言えるくらいに食べ応えがあるので、食後のおやつにはちょっと重い……となってしまうこともあります。

もっと手軽にお茶をしたいのであれば、ボリュームを落としたクリームティーがおすすめです。アフターヌーン・ティーの一種で、スコーンがメインのシンプルなものです。ちょっとしたサンドイッチや小さいケーキが添えられることもありますが、2~3段のトレイが登場する量ではなく、ちょっとしたおやつにうってつけです。

イギリスでも大人気

本場イギリスでもクリームティーの習慣は盛んです。都市部はもとより、田舎のカフェでもクリームティーの看板を目にすることができます。アフターヌーン・ティーだと時間がかかりすぎる、量が多すぎるという場合でもクリームティーなら手軽に紅茶とおやつを楽しむことができるのが人気の理由です。日本のカフェなどでも2~3段のトレイを使用するアフターヌーン・ティーは要予約の場合が多いですが、クリームティーは紅茶と甘味の所謂セットメニュー。お茶や焼き菓子に力をいれているお店であればどこでもたのしむことができます。

 

自宅でもアフターヌーン・ティーを楽しむ

最近では雑貨屋やアンティークショップで2~3段のトレイを目にする機会が増えました。1~3千円程度の安価なものもあるので、自宅でゆっくり紅茶を楽しむのが好きなら入手しておいてもいいでしょう。
スコーンに添えるクロテッドクリームは扱っていないスーパーも多いですが、バターや生クリームで代用できます。こだわるなら、自分で作ることもできます。

牛乳を弱火で煮詰めて一晩おいておけば完成です。脂肪分が高い牛乳で作るのがポイントです。牛乳の表面に固まる脂肪分が60パーセント程度になるのが理想です。バターよりは軽く、生クリームよりはしっかりとした触感なのが、クロテッドクリームの特徴であり魅力です。