なんやかん㋳

好きなことの覚書であったり、紹介をしていくつもりです。

まるで天空の城ラピュタ?神秘の岩山シーギリアロック

文化三角地帯の真ん中

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スリランカ中部に位置する文化三角地帯。そのさらに中央近くの田舎道を車で走っていると突如見えてくるのがシーギリアロックです。

山の上に巨岩があるというのではなく、それ自体が巨大な山だというのだから驚きです。垂直に切り立った岸壁は長い年月を経たゾウガメを彷彿させます。「ワンダと巨像」に出てくる巨像のように、今にも動き出しそうな佇まいをしています。その高さ故に霧や雲に覆われることが多く、その神秘的な姿は人々の心をくすぐります。

スリランカの聖地

古くは仏教僧の修業の場でもありました。岩肌をわずかに削って作った階段や、瞑想に使われたのだろう岩窟等、かつての名残を今でも目にすることができます。

第1414回の「世界ふしぎ発見!」では「魅惑のスリランカ 世界を虜にする輝く島の宝物」のタイトルでパワースポットとして紹介をされました。

日本人に特に人気

シーギリアロックはスリランカに8つある世界遺産のうちの1つです。遥か昔に滅んだ王朝の宮殿跡を抱える岩山はまさに「天空の城ラピュタ」。シーギリアロック目当てにスリランカを訪れる日本人は多いです。コロンボから車で5時間はかかる遠方ではありますが、スリランカに行くからにはここは外せません。

シーギリアロックを登っていると、あちこちで日本語を耳にしました。日本人が多い観光スポットという点で、安心感があります 

 

注意点

遠路はるばるシーギリアを訪れるからには、シーギリアロックを満喫したいのは当然です。思い出に残る登山にするためにも、気を付けておいた方がいいことをいくつか紹介します。

チケット販売所がわかりづらい

スリランカの他の観光地でもそうなのですが、チケットの購入場所がわかりにくいです。入場口からチケット売り場はそこまで離れているわけではありませんが、シーズンや時間によっては長蛇となる列に並びなおす羽目になります。チケットをちゃんと手に入れてから入場口に並ぶようにしましょう。
メインの通路側にも販売所らしき建物はありますが、シーズンや時間によっては閉まっていることがあります。その場合はシーギリア博物館付近まで脇道を入っていく必要があります。外国人観光客はUS$30です。ルピーかドルで支払いましょう。

階段が急でせまい

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階段が多少すり減っている個所や急傾斜となっているところがあります。歩きやすい靴はもちろんのこと、かさばらないように荷物をまとめておきましょう。狭い通路や階段も多く、あまり大きいカバンだと人とすれ違う時に不便です。水分やタオルはしっかり持ち歩きたいところですが、体にフィットするカバンでシーギリアロックには臨みたいところです。裾が長いスカートも危ないのでやめておきましょう。

人が多い

なんと言っても世界遺産です。人が多いので、撮影スポットや休憩できる開けた場所では人が押し合いへし合いすることになります。階段を自分のペースで登れない……なんてことも。

ゆっくりとシーギリアロックを楽しむために、早朝の時間を選ぶようにしましょう。可能であれば前日にシーギリア入りをし、遺跡へ入場できるようになる7:30直後くらいに登山を開始できるようにしておきたいところです。

声かけにご注意

階段のあちこちで声をかけられますし、手を差し出されます。しかし相手にしてはいけません。「補助をしてあげた」といって法外なチップを要求されてしまうからです。中には登り専用の階段でスタンバっていて、背中を押してくるような人までいます。ただでさえ狭い通路なのに、正直邪魔です……「NO!NO!」としっかり拒絶をしましょう。花を差し出されたとしても当然相手にしてはいけません。

蜂にご用心

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人気の「ライオンの入り口」がある広場ですが、ここには蜂の注意喚起をする看板があります。季節や時間帯によっては蜂がブンブン飛び交うことがあるのです。「巣を撤去すればいいじゃないか」と思ってしまいますが、そこは仏教の国だからでしょうか?生き物のありのままの姿を重んじているようです。

あまり蜂が多いようだと入山制限になることもあるので、頂上を目前にして断念することがないように時間にゆとりをもって登るようにしましょう。

野良犬には近づかない

いくつもの階段をすり抜け、登りきったその先で目にするのは遮るもののない絶景。運が良ければ雲が流れるのを眼前に見ることができるかもしれません。そして次に目に入ってくるのが猿や犬です。猿はともかく犬?と思うかもしれませんが、いるんです。野良犬が頂上に。

面白がって餌をあげる人がいるのかもしれません。カバンをあさっていると「なにかくれるの?」と期待して寄ってくることもあるので気を付けましょう。

 

標高約370m、岩頸約195m

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周囲に遮るものがないシーギリアロックは、登っていると高く感じられますが実際はそれほど高いわけではありません。軽いトレッキングのようなものです。

体力自慢でなくても登山はできますが、高所恐怖症の人には少々酷かもしれません。それほど高くないのになぜおすすめできないかというと、絶景すぎるからです。簡易の階段が取り付けられているのは断崖絶壁であることに加え、ステップの向こう側がよく見えます。高所恐怖症の私も頂上まで行くことはできましたが、しっかり手すりにつかまることができるように両手があくようなカバンは必須です。また、手すりが少々錆びているのでウェットティッシュがあると便利です。

 

森の中の象

ジョングルの中にぽつりと存在する巨岩であることから、森の中の象ともいわれるシーギリアロック。

登山アクティビティとしても楽しいですし、歴史を勉強して訪れると感慨深い場所でもあります。登りきるまでの道のりは大変かもしれませんが、その達成感と絶景は旅一番の思い出になること間違いなしです。